結婚相談所を利用するときの注意点
・店舗型の結婚相談所で気を付けたい点として
焦らない事、いい加減にならない事、礼儀正しさと余裕を忘れない事があげられます。無料カウンセリングの段階から、結婚を急ぎすぎるあまりいつまでには必ず結婚したい、この条件はどうしても譲れないという事が複数ある、なおかつ年齢が比較的結婚適齢期より上になってしまっている…などの条件が重なると、結婚相談に慣れているカウンセラーの方も急いで結婚を手配してトラブルが出る可能性を懸念します。
これは残酷な事のようですが、ビジネスなどの場でもあまりに早急に話の落ち着く末を決めていると、クライアントは怪訝に思いやがてその商談自体が水に流れるという事があります。結婚も同じことです。幾ら年代を区切った婚活が盛んになっているとはいえ、早急に結婚したいというのは売れ残りの商品を売りたい、という事と実質変わりがなく思われてしまいます。適齢期も上昇し様々な条件で結婚する方が増えた現在、昔ほど女性に対して「売れ残り」という感覚を持つ人は居なくなりました。
しかし、焦りや切羽詰まった感じが前面に出る場合、やはり勝手に売るべき時期を想定して、それを超えた自分をどうにか結婚まで持ち込みたがっている人…との印象を否めなくなります。男性の側より、婚期を逃したという意識が強くなかなか相手が見つからないと被害者意識にすり替わっていくのは、女性が圧倒的に多いです。
そしてその意識が婚活疲れや結婚相談所のハシゴという形で現れると、まず男性の方からは敬遠される原因になってしまいます。
その意識を少しづつプラスの方向に返還させてくれる
・カウンセラーが居る結婚相談所は、良好な結婚相談所と言えるでしょう。
なぜ今まで結婚できなかったのかという事ではなく、結婚しなかった理由と結婚後の生活をどうしたいかをわからせてくれるカウンセラー。大手の結婚相談所や、町中で長く信頼されている結婚式場にはそのようなカウンセラーが居ます。
そして、焦りを捨てて純粋に自分の長所に目を向けられるようになってから、とんとん拍子に様々な良い事が増えていく、というのはざらにある事です。高いお金を払って登録する結婚相談所の為、短期間で結果を出そうという焦りが起こるのは最もな事ですが、結婚の本質は別の部分、純粋に心理的な満足にあるという事を意識すると良いです。
くれぐれも焦りからいらだったり、結果を出してくれないなどとカウンセラーに八つ当たりする事はやめましょう。